活動日記
新型コロナ対策本部会議。この間の感染急拡大を受け、京都府に緊急事態宣言の発出が決定 (8/20~9/12) 。一昨日には、本市で過去最多となる290名の新規感染者を確認するなど、感染爆発とも言える厳しい状況。国のモニタリング指標では、全ての項目が最も深刻な「ステージ4」。このままでは医療崩壊が起き、救える命が救えない危機的状況。引き続き、市民・事業者の皆さんには大変なご負担をおかけしますが、命と健康、暮らしを守るため外出自粛など感染拡大防止にどうかご協力をお願いします。
この度の緊急事態宣言では、混雑した場所への外出の機会を半分に減らすことが対策の基本。市民・事業者の皆さんと危機感を共有し、生活の維持に必要な場合を除き、不要不急の外出自粛の徹底を改めてお願いします。
飲食店の皆さんには、酒類の提供を引き続き控え、午後8時までの時短営業をお願いしています。また、大規模商業施設等の皆さんには、新たに入場者数の制限等に取り組んでいただくことに。何卒、この難局を乗り越えるため、ご協力をお願いします。
京都市の所管施設については、「既に予約が入っているもの」かつ「国の基本的対処方針及び京都府の緊急事態措置を遵守したもの」を除き、9/12まで利用を停止。市バスや地下鉄も約1時間の終発の繰り上げを実施します。二条城、動物園、観光駐車場は閉鎖します。
ワクチン接種については、医師会・私立病院協会・看護協会、薬剤師会はじめ関係者等のご協力の下、これまで指定都市トップクラスの接種を実施。一方で京都市の加速された接種体制に国からのワクチン供給が追い付かず、ワクチン不足で一時期 高齢者等を除いて接種を中断せざるを得ない状況に。8月はじめから ワクチン確保に一定の目途が立ち、地域の医療機関、京都市の運営する13の集団接種会場で接種を推進してます。この間、感染爆発の状況下でも高齢者の感染、重症化が激減しており、ワクチンの効果を実感。引き続き、必要量のワクチンの供給を国に要望し、接種を促進してまいります。
増加する自宅療養者への対応については、京都府と連携し、宿泊療養施設の増設を図るとともに、本日から、府医師会との連携や薬剤師会の協力による「京都市電話診療所」を設置。医師の電話診療による投薬処方(薬剤師会が全面的ご協力)や入院が必要な場合の調整、さらには、新たな治療である抗体カクテル治療にしっかり繋いで対応してまいります。
引き続き、国、府、府医師会、私立病院協会、看護師会、薬剤師会、経済団体、大学等と綿密に連携し、市民の皆さんの命と健康を守るために全力を尽くしてまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。
<京都府における緊急事態措置(重点措置からの変更点等。8/20~9/12)>
・混雑した場所等への外出半減
・イベント等の開催は5,000人以下、定員の50%以内、21時まで
・酒類又はカラオケ設備を提供する飲食店等の休業(左記以外は~20時)
・大型商業施設管理者等の入場者の整理等の実施
・百貨店の地下の食品売り場、大型商業施設以外の施設管理者等の入場者の整理等の実施
<京都市の取組>
・本市所管施設は「既に予約が入っているもの」かつ「国の基本的対処方針及び京都府の緊急事態措置を遵守したもの」を除き、9/12まで利用停止
・地下鉄・市バスの終発(終電)を繰り上げ、概ね23時までに(周知期間を向けて8/26~9/12)。
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