門川大作OFFICIAL

活動日記

2022.03.06
木の文化を継承・発展、森林の力を最大限に発揮させ、グリーン成長を促進!脱炭素社会、SDGsの達成へ!「京都から木の文化を考えるシンポジウム~木の文化と空間デザイン・文化的景観と北山杉~」をオンラインで開催。@京都市役所本庁舎「和室」。開催にご尽力の三井住友信託銀行㈱、日本デザインコンサルタント協会 船曳鴻紅 代表理事はじめ各界の第一人者にご参加頂き感激です。皆さんに敬意と感謝。

京都の市域面積の約75%は緑豊かな森林。この広大な森は木材をはじめ様々な林産物を恵として与えてくれ、とりわけ北山杉は茶室や美しい数寄屋建築にも活用。また、森林が育む豊かな地下水は、京友禅などの伝統文化、湯葉や日本酒などの食文化をはじめ京都の文化の発展に大きく貢献。さらに温室効果ガスの吸収、生物の多様性や景観保全といった多面的な機能を有し、京都の人々の暮らしを支えています。
一方で近年は木材需要の低迷や担い手不足、森林荒廃による自然災害の発生など、多くの困難な課題に直面。こうした状況を踏まえ、昨年6月に「京都市木の文化・森林政策推進本部」を設置し、全庁挙げて木の文化の継承・発展を推進しているところ。
本日のシンポジウムでは、北山杉に着目し、空間デザインへの活用など、デザインの専門家や建築、家具関連の企業の皆さんが議論!さらにビジネスの世界から北山杉の販路拡大・北山林業の活性化に向けたご提案。
引き続き、共々に京都の暮らし、まちづくりを支えてきた木の文化の継承発展に努力します。


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