門川大作OFFICIAL

活動日記

2022.12.22
2050年CO2ゼロ、脱炭素社会の実現に向け、共々に全力投球!私が議長を務める「イクレイ(世界126か国・地域の2,500以上の自治体が参加する、持続可能な都市と地域を目指す自治体協議会) 東アジア地域理事会」をオンラインで開催。

イクレイは、持続可能な社会の実現を目指す世界有数の地方自治体ネットワーク。東アジアでは、日本、韓国、中国、台湾、モンゴルから101の自治体が加盟。低炭素、レジリエンス、エコモビリティ、生物多様性、持続可能な資源利用、グリーン経済とスマートインフラへの支援等に取り組んでます。
本日の東アジア地域理事会では、私から、メンバーシップ、ガバナンス、地域の発展、政策提言及びパートナーシップ、イクレイの目標への貢献の5項目について報告。各地域理事等からも報告、意見交換。
気候変動対策は待ったなしの状況。地球規模で環境問題に取り組むため、東アジア地域の役割は大変大きなものに。皆さんとじっくりと議論し、大変意義深いものとなりました。各地域理事の方々はじめご尽力の皆さんに敬意と感謝。
<私からの5項目の報告>
○メンバーシップ
・イクレイへの新規会員の勧誘については、2022年に開催された「指定都市市長会」において、私から未加盟都市に対してイクレイへの新規加入を呼びかけるなど、イクレイ日本と連携しながら、日本における加盟都市の増加に向けて取り組んでおり、その結果、新たに3都市が加盟。
・さらに、イクレイ東アジア地域理事会議長である私と指定都市市長会会長である神戸市長の連名で指定都市を対象に加盟を呼びかける文書を発出。
・2022年4月、同じく東アジア地域理事である台湾・新北市が主催する国際フォーラムにビデオメッセージで参加させていただき、京都市の2050年ゼロ達成に向けたビジョンやイクレイの活動の重要性について発信。
・9月には、イクレイ会員である韓国・忠清南道が主催する国際会議にビデオメッセージで参加させていただき、再エネへの移行に向けた取組を強化する必要性や京都市の気候変動対策について発信。
・10月には、イクレイ世界理事会副会長を務めておられるフィンランド・トゥルク市長が京都市を訪問され、気候変動に関する意見交換を行った。
・11月には、イクレイ会員であるさいたま市が主催する国際会議において、「気候変動に適応したレジリエントな都市づくり」をテーマに、スウェーデン・マルメ市やアメリカ・ピッツバーグ市との意見交換を行った。
○ガバナンス
・2022年3月、イクレイ日本の運営委員会に運営委員として参加し、イクレイ日本の2022年度事業計画などについて議論した。
・4月には、イクレイ世界大会において、ビデオメッセージにて、イクレイをはじめとする都市間連携ネットワークに参加する意義等について発信。
○地域の発展
・2014年の東アジア地域理事会の発足以降、現在まで、継続して議長を務めている。
・日本でのイクレイの活動を促進するために、2009年からイクレイ日本の理事に就任。また、2006年以降、本市職員をイクレイ日本に継続的に派遣(現在は谷口友哉さんを派遣)。
○政策提言及びパートナーシップ
・前述した国際会議以外にも、様々な国際会議に参加している。
・2022年10月には、ドイツ・経済協力開発省主催のG7関連イベントにおいて、指定都市市長会を代表して参加し、国際的な都市間連携や都市が果たす役割の重要性について発信。
・11月には、エジプトで開催されたCOP27において、イクレイ東アジア地域事務局主催のイベントに、イクレイ日本を代表する自治体としてオンラインで参加し、京都市の気候変動対策やマルチレベルでの連携の重要性を発信。
○イクレイの目標への貢献
・2022年9~10月、JICA関西が主催する国際研修に参加し、マレーシア・ベトナム・タイ等の地方自治体職員を対象に、京都市地球温暖化対策計画の目標設定や実施のための組織づくり等について研修を行った。
・11月には、2050年ゼロに向けて掲げた目標における取組が前進していることなどが評価され、世界的な気候変動対策の情報開示システム「CDPシティ」Aリストに2年連続で選定。
・引き続き、イクレイが目指す「持続可能な都市の実現」に向けて、更なる対策の進化に努めていく。


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