門川大作OFFICIAL

活動日記

2022.12.27
都市計画の見直しとの連動により、京都経済の活性化を実現!京都市では、本年4月に「京都市企業立地促進本部」を設置し、この間、「保全・再生・創造」という景観保全・まちづくりの理念の下、京都の景観の守るべき骨格を堅持しつつ、都市計画の見直しと企業立地促進について深い議論、新たな構想を。本日の記者会見では、令和5年度からの「京都市企業立地促進プロジェクト(構想)」を発表しました。

京都には素晴らしい企業の本社、魅力的な地域企業・中小企業が多くありますが、産業用地やオフィス等の不足から生産拠点等が他府県等に移転すること。また、国内外から京都に進出したいという企業が多いものの、進出のための土地や空間がないことが課題に。そのため、景観政策の骨格は維持しつつ、建物の高さ制限などを見直し、企業誘致、働く場の創出、若い世代の住居の創出を進めます。
この度の構想では、「オフィス空間・産業用地の創出」と「企業立地のソフト面からの支援」を両輪に、切れ目のないサポートで企業立地を促進!を方針として掲げ、「オフィス・ラボ誘導エリアにおける立地促進」「市内各地域に共通の立地促進」「京都市のビジネス環境の魅力発信」の3つを柱とする取り組みを展開します。
具体的には、
○オフィス・ラボ誘導エリアにおける立地促進
都市計画の見直しを行う「京都駅南部」「らくなん進都(鴨川以北)」をオフィス・ラボ誘導エリアに設定し、オフィス・ラボの建設や企業進出のインセンティブをパッケージ化して立地を支援することなどにより、市内中心部に集中しているオフィスの立地誘導やベンチャー企業の事業拡大に必要となるラボの確保を目指す。
○市内各地域に共通の立地促進
新規卒業生等の京都での就職、京都進出を検討される企業や進出後の企業のサポート体制の整備等による進出・定着支援、多様な都市計画手法をより活用しやすくすることなどの立地促進策を市内全域で展開する。
○京都市のビジネス環境の魅力発信
ビジネス拠点としての本市の強みを活かした誘致プロモーション、地域の特性・ブランドを活かした誘致プロモーションにより、首都圏を中心とした企業への知名度の向上を図る。
など。
我が国で人口減少社会が本格的に到来する状況下、企業誘致は若い世代の人口動態はじめ本市のまちづくりに影響を及ぼす待ったなしの課題。人や企業を惹きつける、より一層魅力的な都市への成長の実現へ!これからも努力します。


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