門川大作OFFICIAL

活動日記

2023.03.24
「堀川の奇跡」元堀川高校長の荒瀬克己先生(現・教職員支援機構理事長)が、初の教員出身者で中教審新会長にご就任!子どもたちの教育の改革・前進へ!益々のご活躍を祈念!

「すべては君の知りたいからはじまる。」。本市高校改革のパイロット校として、当時、NHKの「プロフェッショナル-仕事の流儀-」にも取り上げられ、「堀川の奇跡」として全国的に注目を浴び賞賛された堀川高校。
しかし、荒瀬先生はじめ皆さんは実に地道な努力の積み重ねの結果。荒瀬先生も地道な実践家です。常に生徒の立場に立ち、時代の先を見据えて、京都市の教育現場、教育委員会で実践と改革をリード。その活躍が中教審委員等で全国区に!中教審の初等中等部会長・副会長等でご活躍。その荒瀬先生が、この度、「中央教育審議会」の新会長にご就任。教員出身者としては国始まって以来とのことで嬉しく心強い限りです!
荒瀬先生とは、私が教育委員会に在籍していた時から、市立高校改革はもとより教育の在り方について侃々諤々の議論を交わした「同志」。
平成11年度に、堀川高校に新学科・探究科を設置。「やるからには結果を出す。自立する18歳を育成する。」と仰っていた荒瀬先生。改革1期生では、国公立大現役合格者数が前年の6名から106名に。その後、毎年京大に30名以上の現役合格者を出し、社会でも活躍。しかし、大学に合格するのが高校教育の目的ではない!学力と将来を生き抜く力の「二兎を追う」教育を体現!そして、堀川高校の中核である「探究」の成果は、学習指導要領の今次改訂の理念として全国にも波及。まさに、「有言実行」こそが荒瀬先生の真骨頂です! 
京都市立高校改革は、堀川高の改革からも学び、各高校の教職員の主体的な努力を原点に、「西京高校改革」、洛陽工と伏見工の統合による「京都工学院高校」「京都奏和高校」の創設、「堀川音楽高校」の移転、「美術工芸高校」の移転、塔南高校の「開建高校」としての移転開校など全市立高校の創造的、画期的な改革へと続きます。今、全ての高校が輝いてます。
荒瀬先生、混迷極まる先行き不透明な時代において、子どもたちが力強く生き抜くため、教職員が生き生きと教育に専念でき、市民・国民から尊ばれる日本へ!ご手腕を大いに発揮され、我が国の教育が更に進展していくことを祈念。私共も努力します。

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