門川大作OFFICIAL

指定都市市長会議等のため早朝から東京へ。まずは市長会第5回「こども・教育・文化部会」に部会長として出席。今回は武者小路千家15代家元後嗣 千宗屋氏の講演を聞き、参加者一同、感激しました。「次世代への文化の継承、担い手の育成について」をテーマにご議論。そして文化の継承、さらに教育・政府の異次元の子育て支援について意見交換。実に有意義に！

本日は「文化」・「教育」の両分野について議論し、国へ政策提言。
文化は「次世代への文化の継承、担い手の育成」、教育は「こどもを守り、学びと育ちを支えるための持続可能な学校体制づくり」がテーマ。
まずは文化。地域固有の文化の担い手や愛好家の減少が生活文化、伝統芸能など全般にわたって生じており、伝統文化は衰退の危機に。さらにコロナ禍などで若手にノウハウの継承ができない緊急的な危機も。そのような状況を踏まえ、伝統文化の継承のための総合的、継続的な施策として、「基礎的な相談・コーディネート機能の創設」「重点的施策の早期実施」「地域の実情を踏まえた総合的な財政的支援」の3つを柱とした支援策(案)をまとめました。
次に教育。質の高い学校教育を行い、こどもたちの資質能力をしっかりと育み、こどもが主体的に多様な生き方を選択できる社会の実現へ、「給与制度面の処遇改善」「定数改善」「支援スタッフや専門家等の人材確保と定数化」の必要性を議論。
各都市からもそれぞれの実情・課題に応じた様々なご意見を聞き、国と自治体がしっかりと連携し、教師を取り巻く環境の抜本的な改善等による持続可能な学校体制づくりの実現へ！これからも緊密に連携し、取り組むことを確認しました。
皆さんに敬意と感謝。