活動日記
2023.07.17
創始1154年!祇園祭の深い祈り、伝統を継承され、新たな試みも!町衆の自治、ボランティアの皆さんのご奉仕、豪華な文化財等に改めて感動です!前祭・山鉾巡行。奉行役として「くじ改め」。木村幾次郎理事長はじめ山鉾連合会の皆さん、そして子どもからお年寄りまで地域の方々やボランティアの方々が山鉾巡行を担われるお姿を拝見し、京都が誇る地域力、文化力、歴史力を改めて実感。文化庁 都倉長官はじめ文化庁の職員の皆さんもご参加!多くの市職員もボランティアでご活躍!暑い中、沿道は多くの方々で大賑わいです!また、くじ改め後にはKBS京都の特設スタジオでのインタビューも。
貞観年間、越中越後地震、富士山・阿蘇山噴火、播磨国地震、東北地方の巨大地震・大津波など災害が多発し、全国的に疫病が流行。そこで貞観11(869)年、帝が神泉苑に66本(当時の国の数)の矛を立て世の安寧と人々の幸せを祈り、祇園社から神輿が送られた「祇園御霊会」が祇園祭の起源と伝わります。
「くじ改め」は、「くじ取り式」で決められた順番どおりに山鉾が巡行するかを奉行が確認する儀式。現在は市長が奉行役。皆さんへの敬意を込めて奉行役を務めさせていただきました。
疫病、自然災害の収まり、全国、世界の人々の幸せと平和を祈り、行動された祇園祭の長く深い歴史と文化、理念に改めて感銘。
ロシアのウクライナ侵略など命をおろそかにする暴挙が続き、世界は分断され、一段と混迷の中にある状況下、京都においてこの祇園祭を通じて世界の平和と人々の幸せを祈り、「誰一人取り残さない」SDGsの達成に向けて、共々に力を尽くす決意を新たに。
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