門川大作OFFICIAL

活動日記

2023.08.30
KBS京都「きょうとCityDays」に出演。市長退任表明に対して労いのお言葉を頂き、改めて16年に及ぶ市民の皆さんのご協力に御礼。そして令和4年度決算は、市民・事業者の皆さんのご理解とご協力で、22年ぶりの黒字に。黒字額は過去最高の77億円。改めて深謝。引き続き、市民・事業者の皆さんの豊かさに繋がる足腰の強い財政基盤の更なる強化・安定を図ってまいります。また、9月から子ども医療費支援の大幅拡充!などについてお話ししました。

<お話しした内容>
・16年前の市長就任当時、リーマンショックの影響を受け、京都市財政は一般会計で過去最高の赤字、市バス・地下鉄等を含めた赤字は300億円を超えるほど厳しい状況に。その状況下でも、4000人超の職員削減で人件費を年間320億円削減するなどの行財政改革を断行しながら、全国トップ水準の福祉・教育・子育て支援・安心安全、文化を基軸とした都市経営による文化と経済の好循環等に全力投球してきました。
・しかし、国の「三位一体改革」により地方交付税がピーク時の平成15年から47%、617億円と大幅に削減。やむを得ず基金を取り崩し、施策の水準を維持するというのが、この間の状況でした。
・市長就任3期目で、悲願である文化庁の京都移転の決定も含め、公約のほぼ全てを皆さんのおかげで実行できましたが、京都の未来のためにやり残したことがあるとの想いで4期目へ。財政の再建、持続可能な行財政の確立を公約に掲げ、皆さんから信任を頂きいよいよ全力投球の時に突然のコロナ禍で、更に厳しい事態に。持続可能な行財政への道筋をつけるとの不退転の決意と覚悟の下、フルオープンの場で徹底した議論を重ね、議会でも議論を深めていただき、令和3年8月に「行財政改革計画」を策定。市民・事業者の皆さんのご理解とご協力を得ながら改革を実行し、その結果、10年以上かかるとされていた収支均衡の目標を2年で達成。22年ぶりの黒字に。
・コロナ禍の下、国、府と連携し、市民生活や経済の下支えを徹底。また、この間、財政が厳しい状況下でも未来を展望した先行投資の効果もあり、税収は対前年比99億円増と、過去最高に。宿泊税やふるさと納税も増えました。支出面では、職員の削減や働き方改革などを徹底し、2年間で51億円の人件費を削減。これとは別に臨時的な給与カットなどで災害等に備えた基金への50億円の積み立ても行いました。また、敬老乗車証など全国トップ水準の独自施策をその理念を活かしつつ、持続可能な視点でより効率的に一つ一つ見直させていただき、イベント・補助金、二条城などの入城料等を適正化しました。皆さんのご理解に改めて深謝。
・財政難克服への確かな道筋がつきましたが、油断は禁物。過去に取り崩した負債はこの間、187億円返済しましたが、残る505億円をできる限り早期に返済します。それと同時に、喫緊の課題である人口減少対策、そして福祉や教育、子育て支援、安心安全、さらに市民の皆さんの豊かさに繋がる成長戦略の推進、物価高騰にお困りの市民・事業者の皆さんの下支え等に取り組みます。
・9/1から、小学校卒業までの子どもの通院医療費の自己負担額が、現在1500円/月から1医療機関あたり200円/月に引き下げに。大都市トップレベルの負担軽減です。また、医療費の払い戻しの手続きも原則不要になります。

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