門川大作OFFICIAL

活動日記

2023.10.10
2050年CO2ゼロ、脱炭素社会の実現に向け、共々に全力投球!東京での「気候変動アクション日本サミット2023」。残念ながら私は出席が叶わず、ビデオメッセージでご挨拶。末吉竹二郎共同代表、加藤茂夫共同代表はじめご尽力の皆さんに敬意と感謝。

<メッセージ全文>
皆様、こんにちは。京都市長の門川大作です。日本の脱炭素社会実現に大きな役割を果たす皆様と共に「リーダーズサークル」に参加できることを光栄に思います。御尽力いただいたすべての皆様に、感謝申し上げます。
京都市は、悠久の歴史の中で培われてきた、自然と共生する文化、ものを大切にする伝統を礎に、市民ぐるみで脱炭素の取組を推進してきました。住民に最も近い基礎自治体の最前線から、1.5℃目標に向けた変革をさらに加速したい。そのような想いで今回、本サークルへの参加を決意いたしました。
優れた先進事例や課題、危機感、そして、目標を共有し、学びあい行動することで、イノベーションを起こし、行動の輪を日本中に、さらに世界に広げていけるように力を尽くしていきたいです。
さて、この春に京都に文化庁が機能を強化して全面的に移転しました。150年ぶりに京都は日本の文化の都となりました。文化とは、包摂性・多様性を大切に持続可能な社会をつくっていくものです。誰一人取り残さない「SDGs」の達成も文化の大きなテーマであり、文化は脱炭素社会の実現にも極めて重要であると認識し、共々に頑張っていきたいと思います。
「京都議定書」誕生の地、また、パリ協定の実行を支える「IPCC京都ガイドライン」採択の地として、まちづくりに温暖化対策の視点をしっかりと据えて取り組み、この間、ごみ量は半分以下に、エネルギー使用量は3割減を達成しました。しかし、これからが大事であります。
4年前、京都市で2050年(CO2正味)ゼロ宣言を行い、これが全国に拡大、翌年、国の方針へと進化しました。京都は日本の対策を先導する役割も果たしていきたい。このように決意してます。
こうした取組が「CDPシティーズ」Aリストに2年連続で選定されることにも繋がりました。
京都市では、国内外のESG投資の拡大にあわせて昨年、初めて「京都市グリーンボンド」を発行し、投資家から高い評価をいただいております。
さらに、2030年ゼロに向けての先行地域として、京都の文化・暮らしの脱炭素化で地域力を向上させる「ゼロカーボン古都モデル」としての取組も今、全力を挙げております。
地球規模の課題解決に向けて、皆様と一層手を携えて共々に行動したいと思います。皆様に改めて敬意を表します。

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