門川大作OFFICIAL

活動日記

2023.10.26
記念すべき50回目となる「歴史的景観都市協議会」総会へ(@小田原市)。京都市長が会長を務めます。各地域の貴重な景観を守り、育て、未来へ継承!本日は、国交省・文化庁・農水省の方々にもお越しいただき、協議会でまとめた国への要望、都市の事例発表、伝統芸能の披露など多彩に。結成50周年を記念した「共同宣言」で、各都市の連帯感を改めて実感!今回の開催都市としてご尽力の小田原市 守屋輝彦市長はじめ皆さんに深謝。歴史的景観保全の第一人者である工学院大学理事長の後藤治先生の「これからの歴史まちづくりに向けて」をテーマにしたご講演に感銘!

京都市では、昭和47年に全国に先駆け、市街地景観条例を制定するなど、景観の保全・再生に市民の皆さんと共に努めてきたところ。
急速な都市開発から大切な景観を守ろうと13市町村が立ち上がり、昭和48年に京都から始まった本協議会。以来、貴重な景観を未来に継承するため、全国の歴史的景観都市が危機感・課題意識を共有、連携した取り組みを進め、国への制度要望も。今では加盟都市は50市町村に上ります。
本協議会での活動・要望もきっかけとなり、国における「伝統的建造物群保存地区制度」の創設や「景観法」「歴史まちづくり法」の制定につながるなど、この間、歴史的景観を活かしたまちづくりは着実に前進。歴史的景観の保全・継承に果たす役割は益々高まってます。同時に、自然災害の甚大化、この間のコロナ禍、都市の開発との調和、財政など課題も山積。
今後とも都市間、そして国との連携を深め、日本の原風景、貴重な歴史的景観を未来へ引き継ぐための取り組みを共々に!全力を尽くすことを誓い合いました。


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