門川大作OFFICIAL

活動日記

2017.07.26
記者会見2件目 児童館における大学と連携した学習支援事業の実施について

京都市と福祉・教育の専門学科を抱え、意欲あふれる学生が活躍する大谷大・短大、京都教育大、京都橘大、花園大の4大学と児童館学童連盟の6者が、明後日、協定を締結し、児童館で、大学生ボランティアによる、子どもたちの勉強の支援や相談に応じる学習支援事業をスタート!
18,000件もの市民アンケート、800の施設や関係団体からの聴取など、本市の実施した実態調査において、貧困家庭をはじめ困難を抱える家庭では、経済的な課題だけではなく、保護者と関わりが少ないことや学習環境が整っていないことが、子どもたちの学習状況や自己肯定感に影響を与えていることが判明。
これを踏まえ、今回4大学、児童館、京都市がスクラムを組み、大学生が児童館を訪問し、子どもたちに勉強を教えたり、一緒に遊ぶなど、様々な体験を共に経験し、保護者以外の身近な大人として関わっていただくことで、子どもたちの孤立解消や自己肯定感の向上を目指します。人と人とのつながりが深まり、子どもも、大学生も、地域も元気になっていく。本市が進める「はぐくみ文化」の具体化となる全国に先駆けたモデルとなることを確信。
まずは、西陣、勧修、大宅、大塚、塔南の園、うずらの里の6箇所の児童館で多くの子どもたちが児童館を訪れる夏休みに事業を開始。夏休み終了後も事業を継続し、効果を見極め、来年度以降、事業の拡大等について検討してまいります。
「子どもたちのために何ができるか」の観点で、行政だけではなく、多くの関係団体と共に侃々諤々の議論を行い、このような事業を実施。これこそが京都の強み!これからも、京都に息づく“はぐくみ文化”を生かした取組を着実に進めてまいります。


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