活動日記
2017.08.14
平安京の正門「羅城門跡」を視察!現在、南区唐橋花園児童公園内に遺跡が残ります。
平安京造営当時、都の入口として建造された「羅城門」。二階建て、入母屋造り、瓦葺きの門で、その規模は、幅約36m、高さ約21mと推定される立派な門。816(弘仁7)年の台風で倒壊し再建されたものの、980(天元3)年の風雨で倒れ、以後再建されることはありませんでした。
「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」の皆さんが先頭に立たれ、将来の「羅城門復元」との願いを胸に、まず第一歩として、模型(建都1200年を記念し、専門家により正確に1/10の模型を作成)をより多くの方々に見ていただける京都駅前へ移設する取組を進め、昨年設置!
復元には多くの課題がありますが、羅城門の歴史や、「羅生門」として能や小説、映画の題材として取り上げられるなどその豊かな文化性を含め、皆さんと共に広く情報の共有・発信を通じて機運の醸成が大切です。悠久の歴史の中で継承してきた日本の財産、世界の宝である京都のあらゆる文化財。次の世代へしっかりと引き継ぎ、同時に 活かす取組を進めてまいります。
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