活動日記
2017.09.11
京都の伝統、文化、歴史を伝える、祇園の芸妓さんの「手打ち」。昨日も京都駅ビルの祝賀会の場で披露され、めでたさが一層増します!
歌舞伎発祥の地・京都。かつて、四条河原の芝居小屋で毎年11月、歌舞伎役者の顔見世。
招き看板も上がり、役者などが芝居小屋に乗り込むのを迎えて、贔屓、馴染みの人々が盛大に「手打ち」が行なわれていました。その伝統が、祇園の芸妓さんの手打ちに立派に継承。
揃いの紋付きの衣裳に頭に手拭を細く畳んで乗せた芸妓さんが、手に拍子木を持ち、それを打ちながら舞台へ。三味線や笛、太鼓に合わせ唄い、拍子木を打ち、ほめ言葉を言う様子は賑々しく、絢爛かつ古風、そして雅やか!昔の京の顔見世の賑わいが想像されます。
芸妓さんや舞妓さんの舞踊や三味線等の伝統伎芸、かんざしや着物などの伝統産業品、優雅で洗練された所作、京ことば、伝統文化やものづくり、おもてなしの魅力が凝縮されている「花街の文化」。京都市では、市独自の無形文化遺産に「京・花街の文化」
を選定するなど、貴重な花街の文化をしっかりと守るとともに、魅力発信に取り組んでいます。
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