門川大作OFFICIAL

活動日記

2017.09.24
日本で初めて試写実験が成功し、映画が産声を上げた立誠小学校の地は日本映画の原点の地です。「ありがとう、立誠小学校「祇園小唄」映画上映会」

明治2年、明治維新で都の地位を失い危機に瀕した際、未来を子供の教育に賭けた先人達の高い志により、文部省も無い時代に、全国初の小学校として、地域によって創設された「番組小学校」64校の1つ立誠校。地域ぐるみで子どもたちを育んできた歴史を経て、平成5年統合し、閉校、統合校の高倉小も地域に支えられ、数々の教育的成果で全国的にも高い評価。さて、立誠校の跡地は暫定的に、地域と共に「高瀬川桜まつり・夏まつり」、明治30年に日本初の映画試写に成功した日本映画発祥の地として「立誠シネマ」、その他、演劇、音楽など様々な文化活動の拠点に。
自治連合会の皆様と共に、この校舎の歴史的価値、文化・地域の拠点としての経過、地域の素晴らしさ等を活かしながら、今後の活用の在り方を地域の皆さんと共に検討。公募型プロポーザルを実施し、多数の応募の中からヒューリック㈱の提案が採択され、建物の価値の継承、文化事業、図書館スペース・自治会活動のスペースを確保した上で、商業・宿泊施設も含めた複合施設としてとして活用する基本協定を締結。本格的な跡地活用に向け歩み出したところ。
これに伴い、「立誠シネマ」は先日で閉館され、主旨を生かし他の場所で継承。また、今日は、映画発祥の地・立誠小の歴史を振り返り、地域の皆さん、花街関係者の皆さんがお集まりで「祇園小唄」(今も舞妓さんが毎日のように舞う舞踊曲「祇園小唄」を大ヒットさせた昭和5年の無声映画です。)をご鑑賞。
地域を誇りに、京都の自治の原点である元学区単位で地域を盛り上げる活動に取りまれていている諸井会長はじめ立誠自治連合会の皆さんに心から敬意と感謝。同窓会には近藤正臣さんら多彩な方々がご参加!


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