門川大作OFFICIAL

活動日記

2017.12.09
新景観政策10周年!市民の皆さんのご参加で進めた検証と京都の未来!総括するシンポジウム。10年前に5つの基本方針、①自然と共生する景観形成 ②調和を基調とする景観形成、③多様な空間から構成される景観形成、④都市の活力を生み出す景観形成、⑤パートナーシップによる景観形成。をもとに、全国に例を見ない画期的な新景観政策を、市民的な議論を重ね、市会での深い議論の上、6つの条例を制定して頂き、新景観政策を実行!。様々な負担・義務が伴う課題がある中で、市民・事業者の皆さんがご理解・ご協力頂き、この間、京都のまちは美しくなってきた、都市格が大きく高まった、と国内外から評価頂いてます。しかし、課題も。10年の歩み 、成果を確認し、課題を掘りさげ、市民ぐるみの議論を重ねて、磨き上げ、進化させ、千年先の未来に責任を!深い議論を頂きました。

京都市では、昭和47年に全国に先駆け、美観地区等を活用した市街地景観条例を制定するなど、景観の保全・再生に努めてきたところ。平成6年に「古都京都の文化財」が世界遺産に登録され、バッファゾーンが設定されたことを契機に、平成8年には美観地区、風致地区等の指定範囲を大幅に拡大。さらに平成19年からは、眺望景観や借景の保全、屋外広告物対策の強化など5つの柱と支援制度からなる「新景観政策」を6つの条例を制定・施行し全力で推進。多くの方から、京都のまちが美しくなったと高い評価いただいています。
これまで、連続講座、景観市民会議等の各種事業を実施。700人もの市民の皆様や事業者、関係団体の方々と政策の趣旨や成果を改めて確認するとともに時代の変化に応じた今後の政策の展開について議論を深めてまいりました。そして本日記念事業の総括シンポジウム!門内輝行 京大名誉教授をコーディネーターに、金田章裕 京都学・歴彩館館長、佐々木雅幸 文化庁地域文化創生本部主任研究 官、鈴鹿可奈子聖護院八ツ橋総本店専務、鈴木順也経済同友会代表幹事ら錚々たる方々の知見、豊富なご経験を踏まえ議論頂きました。夫々に斬新で深いご洞察、そして語り合って頂いた未京都の来像、最高です!。全国をリードしてきた京都の政策を更に創造・進化させ
ていくべく、百年後、千年後の未来に向け、市民ぐるみで京都の優れた景観を継承、創造してまいります!


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