門川大作OFFICIAL

活動日記

2018.02.28
貴重な京町家を後世へ!国登録有形文化財にも登録されている祇園祭山鉾連合会 吉田孝次郎前理事長のご自宅の京町家を京都市に遺贈いただくことに。数千点に及ぶ貴重な織物、茶道具等々の「吉田コレクション」専門機関にご寄贈され、合わせて継承へ。吉田氏やご令室、ご親族代表、ご支援されている石田まちづくり司法書士事務所代表、内藤(NPO)美しい京都理事長らから請願書を頂戴しました。町家を文化と共に継承を!、尊いお気持ちをしっかりと受け止めました。深謝。

室町を象徴する貴重な文化財であるご自宅を大切にされ、そして、そこに伝わる生活文化を継承、お住まいになられながら、「京都生活工藝館 無名舎」として、公開もしていただいている吉田氏。ご令室の吉田サト様と共に長年にわたる京町家の保存継承へのご努力に心から敬意と感謝。
京町家は日本の宝!。京町家の継承が私たちの使命、そして喫緊の課題。京町家には、日本人が大切にしてきた暮らしの美学、生き方の哲学が凝縮!近年、京町家の価値が国内外で高く評価されている一方、相続税の課題や地価の高騰、生活様式の変化、老朽化等で年々、解体・滅失は進行。京都が大切にしてきた生活文化の継承や景観保全のためにも京町家の保全・継承の機運を高めていくとともに、所有者への支援、継承できる環境づくりが重要!今回、踏み込んだ議論を頂き条例を制定。
保全継承への取組を強化しますが、文化まで含めた保全継承はこれから!今後の素晴らしいケースにしたいです。今後とも、吉田氏のご意向を踏まえ、市民の皆様、関係者と連携し、京町家を未来に伝えていく取組を加速させてまいります。


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