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活動日記

2018.03.23
地域×産学公 山科区安朱学区・京大防災研究所・ASTEM・山科区役所の4者が協力して土砂災害に強い地域づくりへ!「IoTを用いた土砂災害に強いまちづくりプロジェクト」協定式に立会いました。

3年前の山科区自治連合会連絡協議会総会「明日の山科を考える」で、GPSを活用し土砂災害の避難情報の迅速な伝達ができないかと地域の皆さんからのお話し。
地域防災力アップのため、協議、検討を進める中、京大からご提案があり、今回の取組に繋がりました。土砂災害には、表層雨量(今降っている雨量)と土壌雨量(土壌に蓄えられた雨量)が大きく関係。地域ごとの雨量データの蓄積が重要に。今回安朱学区の山にインターネットに接続した水分量・加速度センサーを埋設。そして安朱小学校の子どもたちや地域の皆さんが簡易雨量計で計測。これらのデータをサーバに蓄積し、合わせて安祥寺川の水位を隣接家屋から撮影し、水位データも収集。これらの情報を元に、将来的には、AIによる危険情報の発信を目指します。地域の皆さんが積極的にデータ収集に関っていただくことで、自主避難・自主減災、地域防災
力の一層の向上に繋がるものと確信。
畑山満則 京大防災研究所巨大災害研究センター長、幸田光雄 自治連合会会長、安朱小 加村和美校長、ASTEM 西本清一理事長らそれぞれのお立場から、積極的にプロジェクトにご参画いただいている皆さんに敬意と感謝。この取組が実を結び、山科、京都はもとより日本全体の防災に貢献することを祈念。


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