門川大作OFFICIAL

活動日記

2018.10.30
食べられるのに捨てられる「食品ロス!」削減全国大会in京都、京都市と京都大学等の共同開催。京大では昨日来、国際シンポも開催。@京大百周年時計台記念館。日本では年間646万トンもの食品ロスが発生!世界で食糧不足に悩まされている人々への食糧援助量320万トンの2倍!持続可能な社会に向けた世界共通の17の目標である国連のSDGsも見据え、「京都アピール」を発表!京都市の食品ロスは、H26の9.6万トンからH29に6.4万トンへ減少。H32に5万トンの目標達成へ、市民や事業者の皆さんと共々に全力で頑張ります!

華道未生流笹岡家元 笹岡隆甫さん、能楽囃子方幸流小鼓 曽和鼓堂さんのパフォーマンスに始まり、瓢亭第14代主人 高橋英一さんの講演、中央環境審議会循環型社会部会長の京大 酒井先生をコーディネーターに、高月 京エコロジーセンター館長、浅利 京大教授らによるパネルディスカッションで議論を深めました。そして食品ロス削減に向けた「京都アピール」を発表!秋元 環境副大臣、ボリコ国連食糧農業機関駐日連絡事務所長、山極 京大総長はじめ錚々たる方々がご参加。
京都市では市民や事業者の皆さんと力を合わせてごみ減量に努め、年間のごみ量はピーク時(H12)の82万トンからH29には41万トンに半減。しかし、H32のごみ量を39万トンに削減する高い目標の達成に向けては、「食品ロス」の削減が特に重要!
昨年度、食品スーパー5店舗で実施した全国初の社会実験では、賞味期限が残り3分の1を切ったものはごみとして捨てられるという食品小売業界の商慣習を見直した結果、廃棄量は10%減少した一方、売上数量・金額は6%増加!今年度は店舗数・品目・期間を増やして実施!また、宴会で乾杯後30分間・終了前10分間は席に座って料理を楽しむよう呼び掛ける「30・10(サーティー・テン)運動」も、食べ残しが8割減少する大きな成果!
さらに、小盛りメニューの提供や持ち帰りなどに取り組む「食べ残しゼロ推進店舗」は、5月から新たに食品スーパー等も対象に含め、1,072店舗まで拡大!
こうした成果を積極的に発信・共有し、全国の自治体の先頭に立って食品ロス削減をけん引!京都から実践の輪を広げてまいります。


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