活動日記
2018.08.10
いよいよ2022年までに祇園祭「鷹山」の巡行復帰!懸命にご活動の(公財)鷹山保存会 山田純司 理事長、西村吉右衛門 副理事長、西村健吾 副理事長、小町崇幸 理事と懇談。鷹山復興へ「基本設計報告書【放鷹】」が完成。京都市の文化財保護課もしっかり連携。
鷹山は応仁の乱以前から巡行していた由緒ある大きな曳山。御神体(鷹匠、犬飼、樽負のご三方で、中納言在原行平が光孝天皇の御幸で鷹狩りをする場面)は大切に保存されてますが、他は消失。190年間「居祭」で、巡行できていません。
鷹山保存会では、巡行復活へ、平成24年から市の文化財保護課にもご相談いただき、また、世話人の方々を先頭に「鷹山の歴史と未来を語る会」を立ち上げられ度々の勉強会開催。囃子方の練習と組織化、一般社団法人「鷹山保存会」の設立、「鷹山装飾品~京都市有形民俗文化財」の鷹山保存会への移管。等々と、丁寧な議論を重ねられ懸命なご努力を重ねられて来ました。そして囃子方が3年前にいち早く復活。復興に向けた調査と設計に取り組まれ、この度、基本設計報告書「放鷹」を発表!往時の鷹山の復原図を基に、高さ14m、幅4m、全長6mの基本設計が完成。2022年までの巡行復帰を目指すとともに、来年から「唐櫃巡行」として後祭に参加されます!
同時に、多額の資金も必要であり、自らの努力と支援者への理解・協力を求めご尽力。保存会の皆さんのこの間のご尽力に心から敬意と感謝。
祇園祭は京都の誇り、ユネスコの無形遺産、世界の宝!鷹山の復興へ、京都市もしっかり連携し努力します。皆さんのご支援も宜しくお願いします。
今月の記事
- 今月の記事はまだありません。
アーカイブ
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 過去の活動日記(PC版)
- 過去の活動日記(スマホ版)