門川大作OFFICIAL

活動日記

2018.12.22
かけがえのない京都の景観を守り、未来につないでいくため、11年前から実施の「新景観政策」。人口減少や少子高齢化も見据えた「持続可能な都市づくり」に向け更なる進化へ!京都市景観シンポジウム、文化と景観!、地域に根差した人々の暮らしと景観!など本質に迫る熱い議論!@キャンパスプラザ京都。

京都市では、平成19年、建物の高さ、デザイン規制の強化、眺望景観や借景の保全、屋外広告物の規制強化など5つの柱と支援制度からなる「新景観政策」を6つの条例を制定・施行し、市民・事業者ぐるみで実行。京都のまちは美しくなり、都市格が大きく向上したと国内外から高く評価。その背景には昭和47年の美観地区等を活用した市街地景観条例を制定、平成6年に「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されバッファゾーンの設定を受け美観地区、風致地区等の指定範囲を大幅に拡大したことなどもあります。そして、当初からの理念である時代の変化に応じた「進化する政策」として、昨年、新景観政策10年目を迎え市民ぐるみの総括を行い、更なる進化に向けた議論がスタート!。7月に検討委員会を設置し、公開のもとに検討を重ねているところ。本日は、委員の川崎雅史 京大大学院教授、門内輝行 京大名誉教授の講演に続き、中嶋節子 京大大学院教授、畑正高 ㈱松栄堂社長も交えて議論を深められました。年明けには、今後の景観政策について広く市民の皆さんからの御意見も募集予定。これからも、50年後、100年後、更に千年後も、京都が京都でありつづけられるように、京都の景観を守り、育て、創造へ、全力を尽くします!


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