門川大作OFFICIAL

活動日記

2019.08.23
アフリカ サハラ以南の49カ国から志の高い、親を亡くされた遺児を毎年80人京都に招致して学びの場を保障、更に大学進学へ。そして祖国に戻りアフリカの発展・平和のために貢献頂く!これを100年続ける、あしなが育英会(玉井義臣会長)の「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」。その「志塾」を京都市に!昨年3月 玉井会長、山極京大総長らと記者会見。それから1年半、教育施設「志塾」とアフリカの文化を紹介する施設等を伏見区向島・向島二の丸小学校跡地に創設することに。ご理解頂いた向島地域の代表の方々と共に基本協定締結の式。 改めて(一財)あしなが育英会 玉井義臣会長の尊い理念と実行力、向島地域の皆さんに感銘。京都大学 山極壽一 総長、京都精華大 ウスビ・サコ学長、あしなが育英会 堀田力 副会長からの心強いメッセージも!向島地域での「多文化・多世代共生」のまちづくりを一層推進し、「質の高い教育をみんなに」など国連のSDGsの達成にも貢献!引き続き、地域の皆さんともしっかり連携して頑張ることを誓い合いました。 また、この4月に地域の方の願いの下に統合開校した「市立向島秀蓮小中一貫校」が素晴らしい教育実践で全国から大変な評価!嬉しいです。

「21世紀はアフリカの世紀!」しかし世界最貧困など様々な課題が山積のアフリカ。あしなが育英会では、貧困に苦しむアフリカ諸国を「教育で変える」という理念の下、アフリカ南部49カ国から各1~2人の学生が世界のトップ大学に留学し、帰国後、国づくりに貢献する「100年構想」をスタート!その留学前に1年間、共同生活しながら学ぶ80人定員の教育施設「志塾」と、日本の大学に通うあしなが育英会の奨学生が学ぶ200人定員の「心塾」、アフリカに関する展示室、市民との交流スペースを元向島二の丸小跡地に整備するご提案をいただきました。以来、京都市とあしなが育英会が協議を重ね、また、「向島まちづくりビジョン推進会議」に玉井会長やあしなが育英会の職員が8回に亘り出席され、地域の皆さんと共に議論を深めてきました。
そして本日、地域の皆さんのご理解の下、京都市とあしなが育英会との間で基本協定を締結!今後、地域の代表にも参画いただき事前協議会を設置し、具体的な活用計画の検討を進め、再来年9月開設を目指します。
今月末には、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)及び世界銀行と共同開催の「アフリカ開発会議」に玉井会長と共に私も出席。世界では貧困、格差、紛争、テロ、環境破壊、地球温暖化など課題が山積。文化による世界平和の実現を希求する京都市の「世界文化自由都市宣言」が今、改めて輝きます。「全世界のひとびとが、人種、宗教、社会体制の相違を超えて、平和のうちに自由につどい、自由な文化交流を行う」「優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市」の理想の実現へ!共々に努力してまいります。


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