門川大作OFFICIAL

活動日記

2019.09.04
定例記者会見で2件の発表。1件目は、環境に最大限配慮し、かつ環境問題・持続可能な社会づくりを学習できるごみ処理施設「南部クリーンセンター第二工場」竣工、環境学習施設「さすてな京都」オープンについて。

京都市ではこの間、市民や事業者の皆さんと力を合わせてごみ減量に努め、年間のごみ量はピーク時(2000年度)の82万トンから41万トン(2018年度)に半減。市民1人1日当たりのごみ量は402gで、全国の大都市で最少に(他の政令市平均555g)。5箇所あったクリーンセンターを3箇所に減らし、ごみ処理費用をピーク時(2002年)から年間154億円削減!京都市唯一の最終処分地「東部山間埋立処分地」は、当初15年で一杯になる見込みから、トータル70年間(今後50年間)の利用が可能に。
このような中、南部クリーンセンターでは、耐用年数が超過し、2007年に休止した旧第二工場を解体撤去し、現在稼働中の第一工場に代わる新たなごみ処理施設を再整備。9/30に竣工する「第二工場」のコンセプトは、「ごみからのエネルギー回収の最大化」「世界最先端の環境技術を楽しく学べる環境学習の拠点」「創エネ、省エネ、積極的な緑化など、環境にやさしい施設」!高効率のごみ発電に、生ごみによるバイオガス発電を併設し、最大24,000世帯分の電力を発電!売電による収入は年間10億円を見込み、温室効果ガス削減効果は、7,800世帯分に相当する年間2万トン!施設の内装には木材(8割は京都産の「みやこ杣木」)を活用し、壁面や屋上緑化、四季折々の植栽も。
そして環境学習施設「さすてな京都」は、体験を中心とした子ども向けコンテンツ、映像を中心とした大人向けコンテンツ、多彩なセミナーやワークショップを用意し、幅広い世代が楽しみながら学べる場に!高さ66mの「さすてな展望台」、ARやVRも駆使し、より深い学びを提供!
ごみ減量はもとより、地球温暖化や食品ロス、プラごみなど世界の環境を取り巻く喫緊の課題にしっかりと目を向け、市民ぐるみの取り組みを一層加速!国連のSDGsやパリ協定、「IPCC京都ガイドライン」「1.5℃京都アピール」も踏まえ、持続可能なまちづくりに全力を尽くしてまいります。


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