門川大作OFFICIAL

活動日記

2019.11.08
京都市長選挙への出馬を決意! 記者会見。市民の皆様と共に築いてきた京都のまちづくりを更に前進させるべく、これからの4年間の市政を全身全霊で担わせていただくため、出馬の決意を固めました。

振り返りますと、12年前、多くの市民や幅広い団体の皆様、政党の皆様のご支援をいただき、厳しい厳しい選挙戦を勝ち抜かせていただきました。
当時は、戦後最長と言われた景気拡大期から、市長就任直後に一転、リーマンショックに端を発する100年に一度といわれる世界同時不況に見舞われ、京都市の市税は過去最大の減少、連結決算で306億円の赤字財政に。また地下鉄の1日当たり4,600万円もの赤字など、目の前の課題の大きさ・深刻さ、市長としての責任の重さを痛感いたしました。

しかし、私の信条である「ピンチはチャンス」、そして、私が大切にしている「現場に神宿る」、すなわち、現場に課題がある。しかし同時に知恵も力も現場にある、その考えをぶれずに貫き、現地現場主義に徹底し、これまで9,980箇所の市民の皆様の活動の場,また事業所を訪問。心を込めて交流させていただく中で、幅広い市民の皆様から数えきれないほどの貴重なご意見、ご指摘、ご提言を頂き、そして何よりも勇気と感動を頂きました。
直接伺った率直なお声は速やかに市政に反映し、また、多くの市民の皆様と共に京都のまちづくりを前進させてまいりました。
改めて、ご協力・ご尽力いただいた全ての市民の皆様に心から感謝申し上げます。

そして、厳しい財政状況の中であります。まさにいばらの道でございましたが、決して縮小一辺倒に陥ってはならない。
市会との深い議論、時に厳しい議論と 緊密な連携のもと、政策を磨き上げ、徹底した行財政改革を断行し、そして宿泊税42億円などの財源の創出、同和行政の完全終結、市役所の風土刷新など、改革を断行しつつ、京都の今と未来に必要な取組、例えば、全国トップ水準の福祉、教育、子育て支援、文化を基軸としたまちづくり、京都のまちなみを守り創造的に継承する景観政策、いのちとくらしを守る災害に強いまちづくり、地域コミュニティを主体とした安心安全の強化などを、市民の皆様と共に着実に進めてまいりました。

この間、京都の都市格、文化力、知恵産業、イノベーションをはじめとした創造力が大きく向上し、創造的な人や企業が京都で生まれ、また京都に国内外から集まり、悲願であった文化庁の京都への機能を強化しての全面的な移転も決まりました。国内外からこうしたことが高い評価を頂いています。
「市役所の職員力が高まっている」「執行力が向上している」。そういう評価も頂戴し、私も実感いたしております。これらは、私や行政だけで出来たことでは決してございません。

市民の皆様と夢や目標、課題、行動を共有し、共に汗し、そしてさらに近年、新たな取組として市民の皆様を主体としたみんなごとのまちづくりを市民提案型で進めるとともに、経済界や幅広い団体の皆様と力を合わせて、また京都府、国とも連携しながら、オール京都、チーム京都、まさにワンチームの信頼と絆を築いてきたからこそであり、そうして成し得た大きな成果であると改めて実感しつつ、多くの方々に感謝しています。

しかし、多くの成果を市民の皆様と共有すると同時に、京都の未来のために、まだやらなければならないこと、道半ばで今もっとも大切な時期であること、そうしたことがございます。

・相次ぐ自然災害を踏まえ、地域に根差したソフト・ハード両面からの災害に強いまちづくり、レジリエント・シティの取組
・少子化、貧困、格差、孤立、コミュニティ弱体化、8050問題などこうした課題解決への新たな挑戦
・人生100年時代を見据えた健康長寿社会の実現
・強い経済、市民の皆様の豊かさへ。中小企業・地域企業の振興と新産業の創出、知恵産業のまち・京都の振興、さらにスタートアップ・エコシステムの構築
・新景観政策の更なる進化と持続可能な都市構築プランによる都市の活性化
・市民生活を最優先に、地域と調和した市民の豊かさに繋げる持続可能な観光
・2050年CO2排出ゼロ。そのためにイノベーションの創出、徹底した創エネ・省エネ
・AI、IoT等を活用した自動運転など新たな交通システムの研究・導入
・政策の推進の支えとなる持続可能な財政の確立、
・さらに誰ひとり取り残さないSDGs達成への貢献  

など、何としてもこれらを市民の皆様と共に成し遂げたい。
そんな強い思いがございます。

これらの課題への挑戦は、決して容易ではありません。
しかし、私は、全国随一の京都の市民力、地域力、さらに産学公連携のイノベーション力、知恵産業の振興 等があれば、どんな困難も乗り越えられるとのゆるぎない確信を持っております。
そして、市政、まちづくりは個人プレーではございません。市民の皆様や多くの団体との連携、さらに緊密な府市協調、国との強固な連携、それらを含めた幅広い力が結集できなければ、どんな政策も決して実行に移せません。

この間、多くの方々から「門川、がんばれ」「やってもらわなければ困る」等々と市民の皆様から力強い激励、お言葉を頂戴しました。
こうしたことを踏まえ、これまで市民の皆様と共に切り拓いてきたまちづくりの道筋を輝かしい京都の未来につなげていくために、そして市民の皆様にお約束した「未来への責任」を果たすために、私がやらなければならないこと、私にしか今できないこと、大好きな京都のためにやりたいことがあるとの思いと、尽きぬ京都への情熱の下に、出馬を決意いたしました。

4期目の出馬になりますので、まずは自ら熟慮の上、決意と覚悟を固め、明らかにすることが大事と考え、本日、発表させていただきました。
これまでご支援いただいてきた政党の皆様や、私の支持母体であります「未来の京都をつくる会」、ここには立石義雄会長を先頭に、福祉、教育、子育て支援、経済、文化、スポーツ、まちづくり、さらに労働界をはじめ幅広い市民の皆様の団体が参画しておられます、こちらにも現在推薦のお願いをいたしております。
今後、さらに幅広い市民の皆様、幅広い団体から推薦・ご支援を得てまいりたいと考えております。

また、4期目に向けた政策につきましては、幅広い方々,市民の皆様からのご意見も頂戴しながら練り上げまして、改めて発表させていただきます。


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