活動日記
2019.12.08
暮らしの文化を大切に継承!「第2回おくどさんサミット」@あぶり餅一和。「おくどさん」は、薪を燃やして米や料理を煮炊きする「かまど」を指す京ことば。町家の通り庭の土間に設けられます。薪が燃える音や料理が煮える音、においや温度などを五感で味わうと食事も更に美味しく、食べ物への感謝の気持ちも一層育まれます。「おくどさん」の魅力をあらためて実感。あぶり餅一和さんの井戸は平安時代からのもので、今も大切に使われてます。おくどさんは明治時代のものを大切に。そのに素晴らしい自然と調和した生活文化が継承!お雑煮などを美味しくよばれました。深謝。
(一社)京すずめ文化観光研究所(土居好江理事長)は11年前に「おくどさん研究会」を立ち上げられ、冬至をはさむ12/16~22を「おくどさんウィーク」、その中の日曜日を「おくどさんの日」としてPR。本日は、創業から千年にわたり「おくどさん」を守り使い続けておられる「あぶり餅一和」に、「おくどさん」を今も使われる方等が一堂に会し、文化的意義等について発表・意見交換。
ご尽力の土居好江理事長、あぶり餅一和 長谷川検一当主をはじめ皆さんに敬意た感謝。
京都市でも、「おくどさん」を含む「京町家とその暮らしの文化」「火の信仰と祭り」を独自の「京都遺産」制度に認定し、その魅力を広く発信。未来への継承に努力しています。文化庁の京都への全面的な移転を見据え、皆さんと共々に、京都ならではの暮らしに根差した文化の継承・振興に全力を尽くします。
今月の記事
- 今月の記事はまだありません。
アーカイブ
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 過去の活動日記(PC版)
- 過去の活動日記(スマホ版)