活動日記
2021.06.14
未曽有のコロナ禍で、市バス・地下鉄事業は深刻な経営危機に直面(地下鉄事業は12年ぶりに再び経営健全化団体となる見込み)。 将来にわたり「市民の足」としての役割をしっかりと果たす!そのための経営ビジョンの財政計画の見直しの議論を本格化。第1回京都市交通局市バス・地下鉄経営ビジョン検討委員会を開催。委員長に塚口博司委員(立命館大学名誉教授)、副委員長に青木真美委員(同志社大学名誉教授)をご選出。各界の識者や市民公募委員の皆さんと叡智を結集し、この難局を乗り越える道筋を!
コロナ禍の影響で昨年度の運賃収入は約150億円もの大幅な減収(市バス61億円、地下鉄88億円の減収)!あらゆる事業をゼロベースで見直し経費節減を図ったものの、各事業とも50億円を超える大幅な赤字の見込み。
市長就任早々 平成21年に「経営健全化計画」を策定し、大赤字の地下鉄再建へ改革を断行!「絵空事!」との厳しい見解も浴びた「1日5万人増客」目標を2年前倒しで達成(H21:32.7万人/日→R1:40万人/日)、同計画に掲げた5%の運賃改定も回避。市バスでも、赤字路線を廃止することなく、利便性の向上など攻めの経営(バス58台増車、74系統を84系統に路線充実、走行距離も8%増等)で大幅な増客。
しかしその後、車両等の大量更新やバス運転手等の担い手不足など、新たに発生した課題を乗り越えるため、平成31年度から10年間の経営の基本方針等を取りまとめた「経営ビジョン」を策定。
コロナの影響を踏まえ、この経営ビジョンの財政面の計画を見直し、中長期の経営計画として取りまとめる今回の検討委員会。委員の皆様に様々な見地からご意見をいただきながら、検討を進めてまいります。
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