門川大作OFFICIAL

活動日記

2023.07.26
KBS京都「きょうとCity Days」に出演。7月21日にキックオフイベントを実施した「京都市移住・定住応援団」の取り組みはじめ全庁挙げて取り組む人口減少対策などについてお話ししました。

<お話しした内容>
・京都市の人口は2010年当時(現在の基本計画策定時期)は10年後の2020年に140万人まで減少すると推計されていましたが、あらゆる施策を総合的に進めてきた結果、145万人を維持してきました。しかし近年は人口減少の局面。要因は主に2つで、①結婚・子育て期に比較的安い住居を求めて京都市域外へ転出すること。②大学生が就職を機に東京等首都圏や大阪等へ転出すること。京都には素晴らしい企業が本社を構えており、京都市域への進出をもとめる国内外の企業も多い一方で、規制などが厳しく京都に工場や研究開発拠点を開設しにくい状況。これが就職期の転出の原因ともなっています。
・京都市としては、若い世帯への移住・定住施策の1つとして、景観を大事にしつつ、都市計画の大胆な見直しを実施し、若い人が求めやすい住居を創出。同時に企業立地を促進し、働く場の創出に一気呵成に取り組みます。
・こうした取組に加えて、新たに3つの柱を中心に人口減少対策に取り組んでいきます。1つ目は、京都市役所が一丸となって人口減少対策を進め、若者・子育て世代を惹きつける総合的な取り組みを打ち出していくこと。2つ目は、地域で子どもたちを支える京都ならではの文化を生かし、一層の子育て支援を進めていくこと。3つ目は、「京都市移住・定住応援団」にご登録いただいている市民・民間企業の皆様と共に、市の人口減少対策に取り組むことです。これらの定住・移住促進に真正面から取り組み、都市の成長戦略を強力に推進してまいります。
・「京都市移住・定住応援団」には早くも熱意ある団体・企業の皆様33者にご登録いただき、それぞれの得意分野で率先して先進的なお取り組みを実践いただいています。応援団には民間のアイデアやノウハウを活かし若い世代に働き・子育てしたいと、より一層思っていただける都市を目指して定住移住促進に向けた取り組みを進めていただきます。
・取り組みの1つとして、8月19日に東山区の豊国神社で「豊国サマーフェスティバル」を開催。東山区役所が行っているお試し移住プログラムの一環で、当日はアーティストの演奏や飲食ブースの出展等を行います。ぜひ市民の皆様もご参加ください。
・私自身、先駆けて「こどもまんなか応援サポーター」への就任を宣言しました。京都市は地域ぐるみの実践と市の施策により全国トップ水準の子育て・教育環境を実現しています。学力に関しては全国トップクラス。引き続き京都ならではの「はぐくみ文化」を活かして、こどもまんなか社会の実現に向けて取り組んでまいります。
・9月から子ども医療費を更に拡充します。これまでは3歳から小学生までの通院医療費の自己負担上限が1,500円だったものを1つの医療機関につき月200円まで引き下げます。


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