門川大作OFFICIAL

活動日記

2019.08.09
新たな「京都市基本計画」(2021~2025)の策定に向けた議論がいよいよスタート!第1回「京都市基本計画審議会」@京都経済センター。京都市会で全会一致で議決もいただいた京都市基本構想(2001~2025)に基づくこの20年の確かな福祉、教育・子育て支援、環境、文化、景観、経済の前進、都市格の向上を確認しつつ、新たな課題に挑戦。人口急減やコミュニティ弱体化、孤立化、地球温暖化など困難な課題に立ち向かうためには、従来の取り組みの延長線ではない市民を、地域を主体とした大変革が必要!世界を視野に、軸足を京都に!未来を展望した計画づくりに向け、徹底して議論を深堀りしていただくよう諮問。宗田好史 会長、立石義雄 副会長、塚口博司 副会長をはじめ、文化、経済、福祉、健康長寿、教育、子育て支援、地域、スポーツ、大学など錚々たる委員の皆さんが、それぞれご多忙の中、高い志でご参画!心強い限りです。

21世紀の最初の四半世紀のグランドビジョン「京都市基本構想」(2001~2025)は、その記述で「産業や観光の伸び悩み、工場や大学の市外流出、文化の創造力と発信力の低下、都心の空洞化」深刻な課題に警鐘を鳴らし、人口は減少基調で推移すると予測。「信頼」を基礎に社会基盤を再構築する理念を掲げました。
現行の「京プラン」策定時(2010年)には、10年後に人口5万人減とも予測されましたが、この間の市民ぐるみの果敢な取り組みの結果、人口はほぼ横ばい。市域にはクリエイティブな企業の進出やイノベーション拠点、大学キャンパス等の開設が相次ぎ、歩くまち・京都、四条通の歩道拡幅、文化庁の全面的移転決定、ごみ半減、保育所等待機児童6年連続ゼロなど「子育て・教育環境日本一」の取り組み 等々、未来を見据えた京都のまちづくりは大きく前進。民間のSDGs先進度調査や都市の総合力ランキングで全国総合1位の評価。
一方、将来予測では、世界の人口が急増する一方で日本は人口急減。コミュニティの弱体化、孤立化が深刻な課題となり、2040年には単身世帯が全世帯の4割を占め、高齢者の多くが一人暮らしに。またこのまま地球温暖化が進むと2050年に最大4.8℃気温が上昇し、自然災害が続発・激甚化するとの予測も。
こうした困難な課題に、市民の皆さんを主人公に「立ち向かう楽観主義」で挑戦し、「世界を視野に、軸足を京都に」あらゆる知恵を結集して徹底した未来志向の議論を重ね、実効性のある計画づくりを進めてまいります。


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